腎臓の特異な血管構造

 

腎臓は一見、血管が豊富のように見えますが、ループをえがく血管構造のカウンターカレントメカニズムにより酸素が動脈から静脈に奪われます。そのため、酸素濃度は皮質から髄質にむけて勾配があります。髄質血流は総腎血流のわずか10%程度しかないため、血流の低下は虚血につながります。とくに髄質外層の尿細管は酸素消費するNa再吸収を行っており、髄質血流減ると低酸素が助長され、腎障害が進行すると考えられています。 

 

 

Ito S, Nagasawa T, Abe M, Mori T. Strain vessel hypothesis:

a viewpoint for linkage of albuminuria and cerebro-cardiovascular risk.

Hypertens Res. 2009;32(2):115-21.

 

 

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